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Channel: りんごの木の下で
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暮れのご挨拶とXmas創作あとがき

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いよいよ年の瀬ですね。
シャルルとマリナが小菅にやってきた日が過ぎました。
結構寒いですよね~。
拘置所の別れの朝は、みんな白い息を吐きながらしゃべっていたのだろうな、なんて、思う今日この頃です。



ここでXmas創作のあとがきをすこし。
クリスマスの色ってありますよね。
緑、赤、白、金、銀……
その色をイメージした、カラーイメージ創作が、今回のXmas創作です。

①「冷泉寺貴緒の緑の星」
緑といえば、総帥の髪の色が浮かんじゃいました(笑)
そして、彼のことを一番想っているのは、もちろんアガペのユメミでしょうけど、総帥の髪の色をツリーの色に寄せて考えるのは、むしろ報われない恋を抱える冷泉寺さんの方かなと。
鉄女と呼ばれる彼女。
でも、「恋すれば宇宙中が二人の国」と言うほど心は乙女。
そんな彼女の、切ない恋心をフェルトのツリーに託してみました。
ロッジのクリスマスパーティー、楽しそうで、ぜひ参加したいです。

②「美馬貴司の赤い罠」
「赤」=「美馬様」しかないでしょう!
というぐらいあっさりとできたコレ(汗)
花純ちゃんの赤いルージュに欲情(!)しちゃう美馬様という、偉大なるマンネリですが、せっかくのクリスマスですから、ラブい話もいいですよね~♡
暴走した美馬様、ちょっと窓からのぞいてみたいです…。

③「響谷薫の白い光」
クリスマスといえば、クラシックコンサート。
はい、あまりにもセオリー通りですが、年末はコンサートが非常に多い時期です。
薫ちゃんもきっと音楽界に復帰した暁は、クリスマスはどこかのホールで、大勢のお客様の前にヴァイオリンを弾いているに違いないと思いました。
彼女の才能はひとみっこなら誰しもが知る所ですが、才能だけで純粋に判断されないのが、世の常。
それで辛い思いをすることもかならずあるでしょう。
音楽を奏でることで味わう達成感。白い光がはじけるような幸福感。
そこから一気に現実に戻った彼女と、真っ白いキャンバスのような素朴青年ガイとの友情物語を考えました。

④「アルディ家の金の夜と銀の夜」
金といえば、「白金の髪」の我らの王子様です!
マリナに金のアクセを送るとか、シャルルの髪がツリーの光で金色に見えるとか、それこそそういう偉大なるマンネリも考えたのですが、前にそういうのは書いたがことあるので、今回は一歩踏み込んでみました。
「金と銀、セットで捉えるとどうなるだろう?」
銀とはすなわち、シャルルの影でありシャルルの片割れ、ミシェルです。
生まれてすぐ引き離された二人が、それぞれに生きる道を見つけ、和解して、幸福に暮らす未来を無性に描きたくなりました。
私が動くミシェルを書いたのは、実はこれが初めてです。ミシェルというキャラがなかなかつかめずにこれまで回避していたのですが、ついにこの時がきました。ということで、これは私にとって記念碑的創作になりました♪


銀バラも新花織もマリナシリーズも、問題山積で原作は終わってますので、みんながそのあとどんな風に大人になったのか、私たちは想像することしかできませんが、
「どこかで、キャラたちがこんなクリスマスを送ってるかも♪」
とちょっとでも思っていただけたら、幸せです。



2016年も残すところあとちょっととなりました。
これが今年最後の更新となります。
今年も情熱と愛をたくさんぶちまけることができました。

長編「愛に濡れた黙示録」全50話。
中編「愛の波、罪の海」
中編「勲章」
連載中「愛すればこそロマンチック」
あと、短編はちょこちょこと。

えーっと、実は仕上がりに非常に不満足なものがあるのですが。。
もう直さないことに決めました(笑)
どれもその時の私の「大好き!」が詰まっている記念碑。
そう思っちゃおう。うんっ。

来年、どんな活動をするのかまだ未定ですが、これからも心のなかにいるシャルルたちを大切にしていきたいと思っています。
ご訪問くださったみなさま、お付き合いくださったみなさま、ありがとうございました。
ぜひ、新年も宜しくお願いします♡

2017年が、皆様にとりまして、素晴らしい年になりますように。


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